野岩鉄道の旅

南会津バス横断の旅

このページでは、南会津バス横断の旅を紹介します。

はじめに

会津田島〜只見間の南会津をバスで横断する旅です。 単に横断するだけですと、昼過ぎに只見に到着しまが、只見線の列車がありません。そこで露天風呂のある、伊南村古町温泉赤岩荘に、寄る事にし旅立ちました。

会津田島駅

いつもの東武鉄道快速に乗車、東武・野岩鉄道沿線は秋の長雨模様も、福島に入ると晴天、会津田島駅9時45分到着。
駅前から地元の方数人と共に伊南村内川行きのバスに乗車。

伊南村内川行きのバス

街中を抜けると秋空のもと実りの秋の風景が広がる。 なが〜い駒止トンネルを抜けると、山の風景に変わる。 しばらくして国道を離れ山村の集落に入り、駒止湿原入り口にて折り返す。 さらに 短いトンネルを抜けると南郷村の中心街に入り、会津バス山口主張所を経て、目的地の伊南村に向かう。

実りの秋の風景

古町温泉赤岩荘

伊南村に入ると、遠くの緑の山々を背景に黄金色の風景が広がり、 まもなく古町温泉赤岩荘近くのバス停に到着。

古町温泉ちかくの風景

赤岩荘は工事中で露天風呂は利用できなかったが、内風呂は利用できた。 11月末まで営業しながらリニューアル工事とのこと。
(村営で村外者入湯料310¥、広間利用料200¥)

赤岩荘外観

温泉は赤茶色で非常に高温(60℃とのこと)であった。 風呂から上がり広間に入ったが、到着時にいらした方は帰られたようで、誰も居なかった。 午後には山菜取りの帰り客が、夕方には地元の方々が多数来られるとのこと。 窓から涼しい風が入り、外には朝顔に似た「ひるがお」が咲いていた。 この時期に水色の花が見られるとは想像もしていなかった。

内風呂 露天風呂

いつのまにか眠ってしまい、目がさめると13時過ぎであった。 急いで身支度をし、川沿いを散策しながらバスが通るであろう小塩集落に向かう。 そして只見行きのバスが出る会津バス山口主張所へ向かう。

只見へ

只見行きバスが出るまで、約1時間あり昼食をとることに。 食堂を探したが、2時過ぎという事もあり営業している所がなかった。 しかたなく、コンビニで弁当を買う。 只見行きのバスは、始発でありながら3分遅れで出発。 只見駅での乗り継ぎ時間5分のために少し気になった。

会津バス山口主張所

バスは国道沿いの集落に寄りながら進む生活路線。途中いくつかの温泉施設を経由し只見に入る。 駅付近は工事中で、迂回路を通り駅前には入れず、バスを下車したのが列車の出発時刻。 いちるの望みで300m程全力出走、まさに発車しようとしている時、駅に飛び込み車掌室扉から乗車させてもらうという貴重な体験をしました。 前回、只見線乗車時に川口駅で乗り遅れた人が、走り出した列車を止める騒ぎがあった事を思い出した。運転本数の少ない只見線ならではの出来事ですね。

只見線

全力疾走で疲れ、只見線の車内では越後の夕暮れをぼ〜っと眺めておりました。

大白川駅ホーム (大白川駅にて)

小出駅到着時には日が落ち、上越線の電車を待つ間に時刻表を眺めており疑問が。 上越線の一番電車は6時台に対して、只見線の始発は5時台なのは何故なのかと。 いつの日か、その謎解きの旅にでたい。

<訪問日2005/10/7>

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